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 西三数学サークル通信(特別版)22号

            2023.4.13例会報告
★日時 4月13日(金)19時~21時
★参加者 10名(発表 4本)
山田、斎藤、右左見、児島、原田、梶村、石川、榊原、梶田、広田
★レポート一覧(発表順)
 1.「重複順列が使われている〈点字〉の紹介」          (広田)
2.「円分多項式に関する入試問題(2023京大理系)から円分多項式とは」
  「6-Tパズル・・・6個のTが箱に入るか」         (斎藤)
3.「対数平均」                        (山田)
4.「4次の汎魔方陣」                     (右左見)
5.「今何時?四角形バージョン」
  「5玉そろばんの秘密」                   (児島)                

*1, 点字は3×2の6点の半球状の点の組み合わせで63個の記号を作る。
   一覧表を見ながら点字サンプルの解読・・・生徒も計算よりも興味を持った。
 2. 元の問題は「 を で割った余りを求めよ」
これから を円分多項式 で割った余りを数式処理ソフトMaximaで求めてみたもの。
 puzzleは斎藤さんお得意の木製の見事な作品。さらに前回紹介したモルタルづくりのテトラポット
も先着4人にお土産配布。

3. 東数協月例研2023.3月レポート集の黒田先生の「対数平均」を見て興味を持ったので、考察。
   相加平均、相乗平均などは1次関数、2次分数関数のグラフがつくるyのaからbの部分の面積
を長方形にならした高さ(y)の平均。同様に指数関数のグラフで考えたものが対数平均。これは工学
の熱交換器の計算に使われる。

(*月例研レポートは東数協の草彅さんに申し込むと送ってもらえます)
4. 汎魔方陣とは完全魔方陣(縦横斜めの対角線の和が等しいだけでなく、上下や左右の辺をトーラス
型に接続して生まれる4×4の数の対角線も等しい)のこと。4次の汎魔方陣の作り方や性質についての
概略の考察。(時間がなかった)

  ※ レポートは次回のオンライン例会で改訂版を紹介します。
5. 八角形の「矢八」や使いやすい六角形はこれまでにも紹介。もっとシンプルな四角形バージョン。
これで公式を作らせようというもの。

   もう一つは算数で必修であるそろばんのしくみで、昔のように5玉そろばんで考えたらどうかというもの。
アマゾンで3500円で購入したものはさらに上が2玉。16進数の計算につかえるらしい。(時間がなく実演は
してもらえませんでした) 




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