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西三数学サークル通信(特別版)26号
2023.6.9 オンライン例会例会報告
★参加者 6名(発表 3人)
山田、原田、梶田、榊原、斎藤、広田
★レポート一覧
1.「速算術(2022.11報告の続き)」 (広田)
2.「ソフィー・ジェルマンの恒等式を利用した258―1の素因数分解」
「外せないパズル第2弾」
(「LA ESTRELLA IMPOSIBLE COMO ENCAJA?」)
「外せないパズル第1弾(Cruz en Caja)」の外し方(組み立て方)」(斎藤)
3.「関数の導入における一考察と授業実践」 (榊原)
* 先週に続き、大雨が心配されたが今日は参加者のところは何とか大過なし。それでも先週は急に下校が決まり、
勤務先により大変だったとか。大学では非常勤では変更もできず急遽オンライン講義の指示が出て、教える方も
学生もおろおろしたという話。この時期、体育祭、文化祭や修学旅行などけっこう行事が組まれている学校もあり、
大変だったようです。
* レポート1は、ネットなどで今話題になっている速算術。「19×19」は単行本でもヒット中らしい。速算法
の仕組みについて中学。高校の「数と式」のところで展開公式の有用性から解説しようというもの、今夏の数教協
全国大会の「数と式・集合と論理」分科会で発表予定。
* レポート2は、18Cから19Cにかけてフランスでは女性がまだ数学を学ぶことが自由にできなかった時代に、
数学の研究に没頭していた在野の女性数学者ソフィー・ジェルマンの紹介とその名を冠した
恒等式a4+4 b4 =(a2+2ab+2b2)( a2 ―2ab+2b2)
を用いて
258 +1=5×107367629×536903681 の紹介。
* レポート3は、中学、高校で登場する「関数」について、「はたらき」なのか、「y」なのか、わかりにくいので、
実際にブラックボックスを製作してxからyが決まる「はたらき」をイメージできるようにしたもの。前任の中学校で
も使ったが、新しく赴任した高校でも生徒の関心をよんだということ。「関数」~「(xをyに変える)しかけ=箱」
ととらえてもらえた。
レポート集はこちら
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