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 西三数学サークル通信(特別版)27号
          2023.6.23オンライン例会例会報告

1.参加者(11名 順不同) 
山田(愛知) 右左見(愛知) 黒田(東京) 草彅(東京) 梶田潤(愛知)
 広田(愛知) 中山(京都) 和田(長野) 榊原(愛知) 鈴木(愛知)
竹中(愛知)

2.レポート一覧 

① 「高校生に微分方程式の復活を!」       (草彅)
② 「対称魔方陣」                (右左見)
③ 「神輿を担ぐ人にかかる重量の疑問点」     (中山)
追加レポート
「神輿を担ぎ方」               (草薙)
「神輿を担ぐ人にかかる重量について」     (和田)
「神輿の荷重」                (山田)
④ 「“ピタゴラス数の生成公式”の取り扱い方」  (和田)
⑤ 「Chat GPT」                 (竹中)

①  1960年改訂の学習指導要領で高校数学に「微分方程式」が登場しましたが、1989年の改定
  から「微分方程式」は姿を消しました。その後、現在まで復活することはありません。
  そこで、「バクテリアの増殖」「放射性元素の崩壊」「年代測定」など高校数学に復活すべき内容の提案です。
②  「自然方陣」から簡単な変換で対称魔方陣、汎魔方陣を作り出す方法の説明。
③  3m×3mの神輿の上に体重60㎏の人が乗っている。載っている人が次の場合、①中央、②中央から左に0.5mずれた所、
  中央から横に0.5m、さらに縦に0.5mずれた所、4隅で担いでいる人にかかる重みはいくらか。さらに神輿が三角形、円の場合
  はどうか。
④  数教協全国大会のプレ大会ミニ講座(6/03)の報告(特別版23号、25号で紹介した“ピタゴラス数の生成公式”のまとめ)。
⑤  今回の参加者で「Chat GPT」を使っている人は発表者以外だれもいませんでしたが、簡単な整式の割り算や共通テストの
  問題も解けない現状では数学としてあまり使い道は少ないかもしれません。ただし、「Chat GPT」の“誤答を正せ”という問題
  としては使えるかもしれないという指摘もありました。
参加者のコメント
 先日はサークルへの例会に参加をさせていただきありがとうございました。
中でも、竹中先生の「Chat GPT」が特に印象に残りました。一度、試してみないといけないです。今マスコミでも(京都新聞によく
取り上げられています)かなり話題になっています。
中学校の因数分解はできるのか?話されていた「Chat GPT」の起こす間違いを授業で生徒と一緒に探すというのも面白い
アイデアだと思いました。
 また、拙いレポートでしたが、発表もさせていただきありがとうございます。最初は質問のつもりで作ったレポートですが、サークル
での発表で活かせて良かったです。議論に少しなった、線として考えれば十分ではないかという話、これからじっくりと考えてみたいです。
送っていただいた和田先生や草彅先生の説明を参考に学んでいきます。山田先生にも実際に直接、メールの方に送っていただきました。
ありがたいです。(中山)

 レポート集は こちら

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