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 西三数学サークル通信(特別版)31号

   西三数学サークル2023.10.13例会報告
★日時 10月13日(金)19時~21時 安城文化センター
★参加者 5名(発表 3人)  山田、梶田、榊原、鈴木弓、広田
★レポート一覧
 1.「1+(1+2)+(1+2+3)+(1+2+3+4)=4・1+3・2+2・3+1・4
の模型を発泡スチロール球で作る」    (広田)   
2.「高校の文化祭でプラネタリウム展示のためにドーム製作・・・正20面体、32面準正多面体の模型つくりを考える」(梶田)
3.「『多面体おもちゃMOVE FORM』を作って遊ぼう」 
  「『動物目付絵』で遊ぼう」          (鈴木)

*レポート1は発泡スチロール球(Φ2cm)で作った4個接続球2種
と3個接続球4個を使って、三角錐を作る模型セットの紹介。
ビー玉や木製球で作られたものはあるが、コストがかかる難点が
あったがこれは約2000個で約6500円と廉価。鈴木さんの紹介
で中国製品を購入。∑k2模型などにも使えそう。
 
 


*レポート2は高校(半田東)文化祭でプラネタリウムドームを作るために、
 1.正五角形の作図法・・・「和算家平野喜房の方法(2003年版手作りの教具教材の表紙絵)」
 2.正5角形の対角線の長さ
 3.正20面体の外接する立方体の考察
 4.32面準正多面体で製作
 についてまとめる。
 教室に設置するには、入れ物のサイズとともに、材料コスト(板紙)の計算に取り組む必要がある。この報告は県教研(10/7)
でも発表され、この正五角形の作図法は参加者の関心を呼んだ。


*レポート3は8cmに切り取った「PPバンド(1.5㎝幅)」と接続端子「トジック」という商品で接続して各種の多面体を作ることが
できる作品の紹介。正4面体なら(穴の開いた)バンドが6本、トジックが4個でできる。レポート2で紹介された32面準正多面体
(サッカーボール形)も次回にはPPバンドで製作してくると宣言。バンドとトジックの数は何個必要だろうか?

 「動物目付絵」は、12個の動物の絵が描かれた円板の上に取り付けられた12個の数字が書かれた小円板を回して、小円板
の数字のみ教えてもらい、絵を見ずにその絵を当てる判じ物。小円板の数は一見規則性が見えないので不思議になるが、
モジュールを使ったマジック。福井県・仁愛大の伊禮三之さんの実践より製作。目付絵は和算にもある数学マジックらしい。

   愛知県教育研究集会 10月7日(土)

   高校文化祭の数学                    梶田

本年度、文化祭でプラネタリウムを作ることになり、そのドーム作成に使った数学を紹介します。

1. 正5角形の作図
2. 正5角形の対角線の長さ
3. 正20面体に外接する立方体
4. 32面体

     

  
     


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