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西三数学サークル通信125号-3

講座B「花紋折り」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大西

 花紋折りとは折り紙の一種で、紙を一定の法則で
それぞれ内側に折り曲げて、花のような幾何学模様
をつくったもので、内山光弘さん(1878−1967)が考
案されたものです。無名の 内山光弘氏を見いだし、
世話し、激励して「花紋折り」を世に出したのが、柳
宗理氏(1915−2011)です。
 「花紋折り」は、折り方の原理としては単純ですが、
実際にきれいに折るのは、むずかしく、ほんの少し
折り目が狂っても、いびつになり、中心の一
点がきれいに結ばれなくなります。そこで、右図の
ような型紙を印刷して折れば、きれいに折ることが
出来ます。
 花紋折りは箱を作ることもでき、和菓子の容器に
も利用されています。

 


 基本形が正八角形に固定してあっても、外側と内側
の多角形の大きさの比率と回転角を変えることで、花
紋が多様に変化します。(この画像は許可を得て松崎
氏の「花紋折りの世界」から転載しました。)

花紋折りに取り組む

花紋折りについては、次のHPが参考になります。

「花紋折りの世界」  「日々の楽しみ」  「花紋折り」

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